東京五輪組織委とIOCが合同会見(全文1)暑さ対策で一部競技の開始時間を変更
マラソンの開始時間変更は国際陸連と合意できていないのか
日本テレビ:日本テレビの【モリ 00:26:58】です。森会長とコーツさんに質問なんですけれども、まず森会長にお尋ねなんですが、ラグビーの時間を早める、それからマウンテンバイクが時間を遅めるということは確定しましたけれども、マラソンに関してはまだ国際陸連との調整が、正式合意が必要だということでした。これは純粋に、当然、事務レベルでの話し合いは、IF、NFと当然重ねていると思うんですけれども、純粋に事務レベルでの合意がまだできていないということで受け止めてよろしいのかというのが森会長への質問です。 それからまとめて、じゃあコーツさんにもお尋ねなんですけれども、ボクシングについて大会で作業、ほとんどの作業が凍結されることになります。先ほど森会長、実務的な準備は進めていきたいというふうにおっしゃっていましたけれども、具体的にIOCとして許可するというか、許す準備というのはどの程度のものを考えられますでしょうか。 森:私のほうから。マラソンはお話ししたとおりでありまして、ここ、本当にIFとも、そして最近ではNF、日本連盟も深刻に受け止めてくれておりまして、話し合いはずっと続けております。ご承知のように医師会の、医者の見地からもわれわれに対するアドバイスもありました。そうした多くの問題をIOCにお届けをし、IOCの専門家委員会もこのことについて十分協議をしてくれていると。おおむね、一部報道もされておりますように、そういう時間帯で、おそらく、だいたいそういう方向で進むだろうということでありますが、やはりIFの手続きが完全に済んでおりません。ですからそうしたことの手続き、調整を待つというのが今、私たちの立場であります。 コーツ:ボクシングの問題についてのポジションですけども、これはIOCが現在調査を行っているところです。いろいろなガバナンスの件について行っております。このボクシングの運営管理について、そして報告というものが今後上がってくると思います。5月までには、そしてIOCの6月の総会にはそれが上程されることになります。それが進行している間においてはいかなるコンタクトも取らない、AIBAとはというふうに指示をしております。 現在のIFと、AIBAのことですけれども、しかしながら私たちが懸念をしていない点ですけれども、これによって何か問題が発生するとは思っておりません、東京に関して。彼らのプランニング、東京の準備については問題が起こらないと思います。非常に経験豊かな競技マネージャーがおります。その人はリオでも経験を積んでおりますし、そしてIOCの中でも非常に信頼を置ける人間であります。従いまして彼がこのプランニングを続けるというよりも、AIBAとコンタクトは取らないということになります。 AIBAというのはどのような、東京2020のオリンピックの知的財産も使ってはならないということになっておりますので、IOCはもう明確に言ったと思います。昨日、NOCとのコンタクトにつきまして、そういうことをするとそれは時間の無駄であるというふうに言いました。名前とか詳細にわたって、ボクサーですけれども、ボクサーでもいろいろ準備をしていると、2020年大会に向けて、そういう人たちがいるわけです。従って私たちはオリンピックソリダリティの資金を直接彼らに支払うと、NFを経由しない形で。そしてNOCの支援を得ながらというふうに伝えたわけであります。従って国内オリンピック委員会が通常は、要するにNFを介さない形で今後は直接的に分配金を支払います。 司会:ほかに質問はありますか。ほかに結構ありますね。そしたら、Aaron。