東京五輪組織委とIOCが合同会見(全文1)暑さ対策で一部競技の開始時間を変更
開始時間の変更で選手や観客の安全は保てるのか
The Washington Post:The Washington Postです。天候についてですけれども、まず森さんに伺いたいんですけれど、【東京でも 00:23:24】いいんですけれども、約束したこと、天候は非常に穏やかであると、陸上には適しているということを招致のときにおっしゃった。【後悔 00:23:34】してらっしゃいますか。それからコーツ委員長に対しましては勧告に従ってスタートタイムを変えるということをなさったわけですけれども、本当にアスリート、それから観客は安全だと思いますか。暑さ関係で本当に大丈夫だ、安全だと思われますか。 森:招致をするとき、別に私は発言をしておりませんが、招致委のメンバーの1人ではありました。しかし通常、これまでこの夏でも甲子園の野球をご覧になっても、あるいはラグビーの夏の各種の予選を見ましても、この夏、日本中、子供も大人もスポーツが盛んにやっておりますから、陸上の皆さんも当然それを乗り越えるだろうと、そういう私は自信は持っております。 コーツ:安全化どうかは自信を持って【*******00:24:36】ですけれども、IOCのまとめた【医師専門家会合 00:24:39】というのがあります。そこにはちゃんとスポーツの代表、それからアスリートの代表も入っています。そこでどういうふうに変更してほしいかということを特定いたしました。ラグビーとか森さんが言われましたように、時間が変更ということになりました。 それ以外の勧告も出ております。そういうアスリートの安全を守る、健康を守るという観点からのリコメンデーションです。例えば氷柱を置くとか、ミストを散布するとか、そういうことが言われておりますけれども、オリンピック委員会自身も助言を聞き入れまして、そしていろんなことを考えております。必ずや良き状況で大会ができるであろうということを確信したいと思っております。それから観客ということもあります。アスリートだけではなくて。例えば日陰をつくるとか、水をまくとか、それからプロムナードというものをつくって、会場の近いところで、有明がそうなんですけれども、そういったところで東京都がまったくわれわれと関係なく対策を考えておられます。彼らも【** 00:25:56】に認識しておられます。 今年は異常な暑さだったと聞いております。39度になったと、そして41度になったかもしれないという日もあったと。以前のオリンピック大会でもそういうこともありました。ですからアテネの大会では36度ぐらいだったと思います。それはIOCでも検討、調査をしております。ですからわれわれはこれからも頭の一番大きなところにそれを考えておきます。その考えでおります。そして組織委員会も同じだと思います。何よりもそれを考えていると。ここに、日本にやってくるチームの人たちが、とにかく可能なことは全部やって、彼らがちゃんと競技に参加をすることができるように、リスクを抱えたまま競技することのないように【*** 00:26:42】いたします。あるいはリスクを抱えたまま観戦しないようにということ、担保するよう努力します。 司会:ありがとうございました、次。