【闘病】20代で「ベーチェット病」一時は命を絶つことも考える痛み…『自分は幸運だった』
編集部まとめ
ベーチェット病と付き合いながら、仕事も趣味もどちらも頑張り続けているいずみさん。ベーチェット病の症状はすぐに確定できるものが少なく、専門医も少ないのが現状です。一方で、いずみさんのように早期受診、早期治療を行えば、寛解状態を維持して元とほぼ同じ生活を続けられる方もいます。どのような病気にも共通して言えることですが、早期発見が何より大切です。ぜひこの記事を読んでいる方は、自分の体の異変には早めに気づき、適切な診療科で治療することを心掛けましょう。 なお、Medical DOCでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
体験者プロフィール
いずみさん(仮称) 夫と2人暮らしの20代女性。2021年3月に腕が上がらないほどの肩痛、陰部潰瘍、左瞼の充血、大量のニキビなどの症状が現れる。最初の産婦人科では「性器ヘルペス」との診断だったが、2件目の産婦人科を受診したところ「ベーチェット病の可能性がある」と言われ、大学病院を紹介された。2021年4月に大学病院の検査で「結節性紅斑」と「不全型ベーチェット病」と診断された。
【この記事の監修医師】
副島 裕太郎 医師(横浜市立大学医学部血液・免疫・感染症内科) ※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。 2011年佐賀大学医学部医学科卒業。2021年横浜市立大学大学院医学研究科修了。リウマチ・膠原病および感染症の診療・研究に従事している。日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医、日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医・評議員、日本リウマチ財団 リウマチ登録医、日本アレルギー学会 アレルギー専門医、日本母性内科学会 母性内科診療プロバイダー、日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医、日本温泉気候物理医学会 温泉療法医、博士(医学)。
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