【写真：Getty Images】

　インドネシアサッカー協会は現地時間6日に、サッカーインドネシア代表のシン・テヨン監督を解任すると発表した。インドネシアメディア『BOLA.COM』は、後任監督の候補として元レアル・マドリード監督のジネディーヌ・ジダン氏や元オランダ代表ルイ・ファン・ハール監督など、合計13人の名前があがっていることを報じている。　 シン・テヨン監督を電撃解任！なぜ今のタイミングなのか？現地メディアが解任理由を指摘 　インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は、「シン・テヨン監督のこれまでのパフォーマンスに感謝したいと思う。しかし、代表チームのダイナミクスには、我々の評価において特別な注意が必要だ。我々は、より組織的な戦略を実行でき、選手たちとより良いコミュニケーションを確立できるリーダーの必要性を認識している」と、解任理由について伝えていた。 　同メディアは、「シン・テヨンの後任インドネシア代表監督候補13名」と題して、現段階で後任候補として名前があがっている人物の名前を挙げていた。 　まず言及していたのが、元マドリー監督のジダン氏だ。同メディアは、「主な課題の 1 つは、ジダンの契約と高額な年俸だ。しかし、世界最高の監督の一人としての彼の地位を考慮すると、非常に価値があるだろう」と、ジダン氏を招へいする場合は年棒など金銭面が問題になる可能性を指摘している。 　またオランダ出身のジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏、パトリック・クライファート氏、ナイジェル・デ・ヨング氏、ヨン・ハイティンハ氏、ルート・フリット氏、ロビン・ファン・ペルシー氏、フランク・デ・ブール氏、そしてオランダ代表監督を務めた経験のあるファン・ハール氏などの名前もあがっていた。 　さらにトヒル会長と「親交がある」という点から、エステバン・カンビアッソ氏とハビエル・サネッティ氏についても言及。そして現在フェネルバフチェで指揮をとるジョゼ・モウリーニョ監督についても、「可能性を排除するものは何もない」と代表監督に就任する可能性を指摘していた。 　また、サウジアラビア代表監督を解任されたロベルト・マンチーニ氏も、アジアでの経験があるということで名前を挙げている。