木下レオンが明かす、一流ビジネスマンがこぞって「滝行」へ行く「必然的な理由」
成功する経営者は「勘がいい」
自然から気をもらい、自然と一体化することは、すなわち地球そのものからパワーをもらうことです。さらに、地球を創造した宇宙と繋がることにも通じます。滝行は自然や宇宙と繋がることで、私たちの「勘」や「直感」を研ぎ澄ませてくれるものでもあるのです。 加えて言うなら、“滝”という字には“竜”が含まれているように、滝には仕事運や金運を守ってくださる龍神様が宿っていますので、その強力な運を授かることもできる。 ビジネスでの苛烈な競争を勝ち抜くには、風を読み、商機を味方につけ、絶好のタイミングで大胆に舵を切っていかなければなりません。そうした「目には見えないもの」を感じ取るには、もちろん経験やセンスもあるでしょうが、最後は「勘」や「直感」によるところが大きいのです。 私はこれまでたくさんの方を占ってきましたが、経営者として成功するのは「頭がいい人」とは限りません。即断即決、即行動するために必要な「直感力を備えた人」「勘がいい人」なのです。そして、それらの力を磨くためには、滝行によって自然の気と一体になることが有効です。
滝に「挑む」べからず
滝行を行う際に「挑む」気持ちで滝に打たれる人がいますが、それは間違いです。私が滝行を教える際には、「自然に身を委ねなさい」と伝えています。自然からパワーをいただくために滝行をするのであって、まるで勝負するかのような気持ちで臨むことは、神様への挑戦にもなりかねません。私たち人間は、神様の持つ圧倒的な御力には到底およばないのです。だからこそ、滝行を始める方には「自然に身を委ねるように」と必ずお伝えしています。 私たちは日々、時間に追われ、慌ただしく暮らしています。本来の人間の営みと比べると、今の生活は非常に「不自然」と言わざるを得ない。そんな中、自然と一体化する滝行は、たとえ経営者でなくとも、人間が本来持つ「勘」や「直感」を取り戻し、自分らしい道を歩むための一つの手段となるでしょう。
