余った「大根」を使い切る簡単レシピ3選。部位ごとの味の特徴や、栄養素も!
冬場になると安く売り出されることが多い大根ですが、「1本丸ごと使いきるのって、なかなか大変なんです」というお悩みもちらほら。 大根は部位ごとに味わいが異なり、使い方で美味しさを堪能できる万能野菜。 無駄なく使いきる簡単レシピをご紹介します。 【写真18枚】大根の使い切り3レシピの作り方を写真で見る!美味しいかさ増し“炊き込みご飯”や、捨てがちな皮を使った箸休めも
大根は部位ごとに味が違う
大根は、葉がついた上部分が甘く、下半分は辛みが増すことをご存じでしょうか? そのため、上半分は生食向きで、下半分は煮物など加熱向きとされています。
大根の消化酵素が優秀
大根の栄養素は多く、ビタミンC、カリウム、消化酵素、辛み成分であるイソチアシアネートが代表的。 特に葉の部分にビタミンCが多く含まれており、乾燥しがちな時期の粘膜保護に効果があります。また、カリウムは体内の余分な塩分を体外に排出すると同時に、血圧を下げる働きも。そして消化酵素の含有量は、冬野菜の中でも断トツ! 大根に含まれる消化酵素は、食べ物の消化を促すスグレモノ。そのため、お酒を飲んだ後の二日酔いにも効果的なんです。これからのシーズンは飲酒の機会も増えてきますよね。お酒を飲まれる方は、積極的に大根料理を食卓に加えていきましょう。
大根を余らせない使い切りレシピ3選
♦️大根ステーキおろしのせ 大根ステーキに大根おろしをのせて、ダブルで大根をたっぷり使ってみましょう。 重ねてタワーのように盛り付けると見映えがします。 【材料】(作りやすい分量) 大根・・・中1/2本分(あれば下の部分) 大根おろし・・・適量(辛みが苦手な方は上の部分がよい) 米油(好みの油)・・・大さじ2程度 ポン酢しょうゆ・・・適量 かつお節、大葉(共にあれば)・・・各適宜 【作り方】 (1)大根は1㎝厚さ程度の輪切りにし、火が通りやすいように切り込みを入れる。 (2)フライパンに少し多めの油をひき、片面ずつフタをしながら焼き色をつける。大根の水分が出てはねる場合があるため、フタを外す時は注意。竹串などで刺してみてスーッと入ればOK。 (3)(2)を器に盛り、大根おろしをのせる。好みで大葉をしき、かつお節を散らしてもよい。ポン酢しょうゆをかけてできあがり。