大谷翔平は1安打2四球 サヨナラ好機に2度の申告敬遠 ドジャースは土壇場で2度追いつき延長11回に劇的勝利 吉田正尚は代打で大ファウルも凡退
◇MLB ドジャース7×-6レッドソックス(日本時間21日、ドジャー・スタジアム) 【画像】大谷翔平選手、オールスターレッドカーペットで着用したスーツの裏地には『愛犬・デコピンのプリント』 ドジャースの大谷翔平選手は本拠地でのレッドソックス戦に1番指名打者で出場。二塁打を放ち4打数1安打2四球(2つ申告敬遠)でした。チームは土壇場に2度追いつくなど、延長11回にサヨナラ勝利を飾りました。 大谷選手は相手先発の右腕ブライアン・ベロ投手の前に2打席凡退。それでも先頭打者として迎えた1点を追う6回は、変化球をはじき返し左中間を破るツーベースヒットで出塁。メジャー通算800安打目は、打球速度約181キロの痛烈ライナーでした。 その後1アウト1、2塁から4番のテオスカー・ヘルナンデス選手のタイムリーヒットが飛び出し追いつくと、アンディ・パヘス選手の犠牲フライで勝ち越します。 しかし、直後の7回は、4番手のアンソニー・バンダ投手がタイラー・オニール選手に逆転2ランを献上。再びリードを許します。 それでも3-4で迎えた9回、途中出場のキケ・ヘルナンデス選手がケンリー・ジャンセン投手から同点ホームラン。土壇場で試合を振り出しに戻すと、その後1アウト2塁のサヨナラの好機で大谷選手の第5打席を迎えますが、申告敬遠で歩かされます。続くチャンスは後続が倒れ、延長戦に突入。 すると直後の延長10回には、6番手のエバン・フィリップス投手がオニール選手にこの日2本目となる18号2ランを献上。再びリードを許します。 それでも直後の攻撃では1点を返すと、2アウト2塁からキケ・ヘルナンデス選手がセンターへ同点タイムリーヒット。またも土壇場で追いつきます。 6-6で迎えた延長11回には、1アウト1、3塁で大谷選手の打席へ。しかしこの打席も申告敬遠で歩かされます。満塁となり、最後はウィル・スミス選手がレフト前へはじき返し、劇的サヨナラ勝利を飾りました。 これでチームは連勝で58勝41敗で貯金17へ。大谷選手は4打数1安打2四球で打率.315となっています。 またベンチスタートとなったレッドソックスの吉田正尚選手は、6-6の延長11回2アウト1、2塁の好機に代打で登場。3球目をライトポール際への大ファウルを放ちますが、サードフライに倒れています。