【速報】シャープ新社長に沖津氏 取締役会での決議経て正式に決まる 呉氏は副会長に
液晶パネル事業の不振が続くシャープは副社長だった沖津雅浩氏を新社長とする人事を取締役会と株主総会で決議したと発表しました。 27日に開かれた株主総会の冒頭、呉柏勲氏は2023年度の最終利益が1499億円の赤字と、2年連続で赤字となったことを謝罪しました。 子会社のSDP「堺ディスプレイプロダクト」の工場で生産しているテレビ向けの大型液晶パネルの生産を今年9月までに停止するなどして、赤字幅の縮小を図るとしています。 また、ブランド事業に集中した事業構造を確立するため、27日付けで生え抜きの沖津雅浩副社長が社長に昇格する人事が報告されました。 その後、株主総会と総会後の取締役会で新社長を沖津氏とする決議が行われたということです。CEOであった呉柏勲氏は副会長に就任するということです。