日本のトゥロター 19歳に屈し全豪OP予選敗退、初出場で奮闘も力尽きる<男子テニス>
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は8日、男子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク188位のトゥロター・ジェームズは同143位のM・ランダルーセ(スペイン)に4-6, 5-7のストレートで敗れ予選敗退となった。 【島袋将vsラヤル 1ポイント速報】 同大会の予選は6日から9日まで行われ、3試合に勝利すると本戦入りすることができる。 トゥロターはオーストラリア人の父を持つ兵庫県出身の25歳。バックハンドは片手で、強力なサービスとネットプレーが武器の選手。 昨年、トゥロターはチャレンジャー大会のシングルスで2度の優勝を飾るなど飛躍し世界ランキングを上げ、今大会で初の四大大会予選に出場。予選1回戦では世界ランク160位のD・エヴァンス(イギリス)を下し、初出場で初白星を飾った。 この日19歳の誕生日を迎えたランダルーセとの顔合わせとなった予選2回戦の第1セット、トゥロターは第3ゲームでブレークを許すと、リターンゲームでは1度もブレークを奪えず先行される。 続く第2セット、トゥロターは第7ゲームで先にブレークを許すも相手のサービング・フォー・ザ・マッチとなった土壇場の第10ゲームでブレークバックを果たす。しかし、第11ゲームで再びブレークポイントを握られたトゥロターは、ランダルーセにフォアハンドのウィナーを決められ2度目のブレークを許し力尽きた。 勝利したランダルーセは予選決勝で世界ランク228位のD・スブルチナ(チェコ)と対戦する。スブルチナは予選2回戦で同215位のK・スルタノフ(ウズベキスタン)を下しての勝ち上がり。
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