いる いらない? 50代以上のおじさんが思う[なくなってほしい装備]と[なくさないでほしい装備]
■なくさないでほしい装備:アナログメーター
最近は、メーターもカラー液晶のデジタルメーターが増えてきており、昔ながらのアナログの表示、赤い針のリアルなメーターパネルは今後、なくなっていくだろう。 たしかに最近のデジタルメーターの完成度は高く、見にくいということはないが、やはりおじさん世代にとってはアナログメーターは慣れ親しんだもの。 でもやっぱりスピードメーターとタコメーターの針はアナログ式であってほしいと思うのだが、やはりコストのことを考えると無理なのだろうか。
■なくさないでほしい装備:手動式サイドブレーキ
最近は軽自動車でもオートブレーキホールド機能と連動する電気式パーキングブレーキが増えてきて、もはや足踏み式も少なくなり、あのググっと引き上げる時のノッチの音、ボタンを押して解除する手動式サイドブレーキはもはや風前の灯だ。 電気式パーキングブレーキのオン、オフのスイッチは指でちょこんとスイッチを押したり、引き上げたりするのだが、わかちゃいるのだが、毎回解除するのは押すんだっけと迷う自分がいる。ボケ気味のおじさんなので忘れっぽいほうが問題があるのだが……。 20代の頃には手動式サイドブレーキを引いて、スピンターンやスポーツ走行をしたものだが、電動パーキングブレーキでは、車速が0/hの状態でなければ作動しないため、スピンターンができないのだ。 あの感覚はまだ抜け切れていないのか、手動式サイドブレーキに人間的な温かみを感じるのは私だけであろうか。
■なくさないでほしい装備:シフトレバーとウインカーレバー
クルマの基本中の基本ともいえる、クルマの操作を変える必要があるのかと疑問に思うのがシフトレバーをなくすクルマが増えていること。 例えば、テスラモデル3はシフトレバーはおろか、ウインカーレバーすらないのだ。シフトレバーはダッシュボード中央の15インチタッチスクリーンから操作するようになった。 一方、ウインカーは、ステアリング左側のスクロールボタンによって左右の矢印のボタンによって操作する。せめて、シフトレバーやウインカーだけは物理スイッチとして残ってほしかった。 シフトレバーはボタン式、スイッチ式、ダイヤル式が存在し、電気信号によって操作できるのでシフトレバーは小さくできる。コストや効率を考えると物理スイッチよりもいいのだが、やっぱり昔からあるATやCVTのあのレバーは残してほしいのだ。だって、MT車のフロアシフトのレバーって全然変わっていないでしょ。