いる いらない? 50代以上のおじさんが思う[なくなってほしい装備]と[なくさないでほしい装備]
これほどクルマの装備のハイテク化が進んでくると、50代以上のアナログおじさんはついていけない!と焦っている人も多いんじゃなかろうか。そこで2024年現在の今、クルマの装備でなくなってほしい装備、なくさないでほしい装備を挙げてみた。 【画像ギャラリー】50代以上のおじさんが思う、なくなってほしい装備となくさないでほしい装備(11枚) 文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、Adobe Stock
■なくなってほしい装備:どこに入っているのかわかりにくいAT、CVTのシフトレバー
ここ10年、最も廃止してほしいと強く思っているのが、ハイブリッド車に多く見られるATやCVTの、今どこに入っているのかわかりにくいシフトレバーである。 どのレンジに入っているかはメーター内の表示で確認できるが、どのレンジに入っていてもレバーの位置は、見た目は同じ。常に元の位置(ニュートラルポジション)に勝手に戻るので区別がつきにくい。しかもエンジンが停止しても無音だから気づかない。 確かにメーター内にシフトポジションの表示があるとはいえ、Dレンジにシフトしてもニュートラルポジションにレバーだけ戻ってしまうという違和感があるのだ。 なんで、昔ながらのP-R-N-Dじゃダメなのか。ゲート式でもいい。最近、ダイヤル式やスイッチ式、ボタン式などが出てきたができれば変えないでほしい。
■なくなってほしい装備:開かないグラスサンルーフ
かつては、新車購入時にこぞってオプションのサンルーフを付ける人が多かった。一時期、廃れていたサンルーフだったが、開口部の大きい開かないグラスルーフが欧州車を中心に台頭。 グラスルーフはフロントシート上から、リアシート上部までという大開口だったが、そもそもチルトもしないし、開きもしなかった。遮光用のカバーがあるので暑さ対策はできていたのだが、ちょっと疑問符が付いた。 最近では、前後2枚の構成で、フロントシート上がチルト&電動スライド機構を備え、後ろ側は固定式の開かない大型サンルーフというパターンが出てきた(RAV4用)。 またアルファードは、2列目の右席と左席に独立して配置した新開発のムーンルーフを装備しているが、開くわけではない。 電動シェードはワンタッチでオート開閉するタイプも出てきたものの、やはり開かないのはフラストレーションがたまってしまう。大開口のサンルーフはもはや時代に合わないのだろうか?