【競輪】注目ルーキー森田一郎が地元でS級初Vのチャンス 日ごとに良化の内容に手応え/西武園
<西武園競輪>◇F1◇2日目◇26日 注目のルーキー森田一郎(23=埼玉)が、地元でのS級初優勝へ挑戦権をつかんだ。 これまでナショナルチームBで心身を高めて7月に本格デビューすると、チャレンジからA級2班、そしてS級へ、ともに特昇で上り詰めた。11月取手決勝の落車が響き、右腰や右肋骨(ろっこつ)に痛みを感じながらも、今節は予選を3番手まくりで2着、準決は打鐘前に飛び出して1着で決勝に進んだ。 「今は走るたびにいろんなアドバイスをいただける」。第3ラインを逃がした予選を踏まえ、準決は3車ラインでもあり「前に出る順番がきたら前へ。出てからは自分のペースで踏み込めた」と、日ごとに良化する内容に手応えをつかんだ。 決勝はナショナルチームの先輩・菊池岳仁や石塚輪太郎を相手にする3分戦。そして、6番車と不利が重なるが、連夜の度胸いい攻めが節目の勝利を呼び込むか注目だ。