観葉植物で開運!伝統風水師が解説・2024年下半期に強運をつかむミリオンバンブーの置き方
ミリオンバンブーを使って住まいの開運力を引き出す方法を、伝統風水師・山道帰一さんが解説。建物の吉方位を割り出し、開運空間へと導く風水学の1つ「玄空飛星派(げんくうひせいは)」に基づき、2024年下半期の幸運と金運を引き寄せるミリオンバンブーの正しい置き方を教えてもらいました。 【写真集を見る】伝統風水師 ・山道帰一が明かす強運を招くミリオンバンブーの置き方
風水効果を秘めたミリオンバンブー
英語で「百万」の富を表す名のついた「ミリオンバンブー」。ですが、品種としては「銀葉千年木(ギンヨウセンネンボク)」という常緑低木で、スズラン亜科ドラセナ属の植物です。幹に竹のような節があることから「バンブー」と名付けられたといわれています。日本のみならず、西欧では別名を「ラッキーバンブー」、中国や台湾では「万年竹」、「富貴竹」という呼び名も。縁起のよい観葉植物として世界中でよく用いられます。風水においては、笹のように細く尖った葉が影(陰)をつくりにくいため、「陽」の気を取り入れ、凶を封じる植物として特に好まれています。
住まいの凶方位は毎年変わる!?
「玄空飛星派」では、20年を1つの単位として、9つのエネルギー(紫白九星)が循環する「三元九運(さんげんきゅううん)」という考え方があります。立春を区切りとして、2024年は「第9運」へと切り替わったばかり。私たちは20年後の2044年2月4日まで、「第9運」の時間軸を生きることになります。そのなかで毎年、方位を変えながら巡る2つのネガティブなエネルギーがあるのですが、この改善に役立つのが「ミリオンバンブー」なのです。
2024年、凶方位の悪影響とは
風水盤では、2024年は中央に「三碧」が居座り、各八方位に波及しています。この期間、住宅の中心点である「太極」から見て、南に「七赤」、北東に「六白」が巡っており、悪影響を及ぼすと考えられているので要注意。今の「第9運」時代において、「七赤」はスキャンダルや破壊、「六白」は法律問題や呼吸器系の病というネガティブなエネルギーをもっています。
凶を封じる「3本」のミリオンバンブー
「第9運」時代に負のエネルギーとされる2つの凶星「七赤・六白」ですが、ともに五行では「金」に分類されます。この「金」の悪いエネルギーを改善できるのが「3本のミリオンバンブー」。「3本」の意味は東方木の方位を象徴する後天八卦の「震」の「3」であり、「木」を象徴する数理でもあります。五行の相剋関係に当てはめると「金剋木(金が木を剋する=攻撃する)」、つまり毎年2つの方位に巡ってくる金の悪いエネルギーを、3の木のエネルギーで相殺することができると考えられ、伝統文化として重んじられてきました。