B3香川の特別指定選手としてもプレーした尽誠学園の金山颯［写真］＝小沼克年

　8月5日、福岡県福岡市で開催されている「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会（インターハイ）」の男子2回戦が福岡市民体育館で行われ、柳ヶ浦高校（大分県）が尽誠学園高校（香川県）に80－58で勝利した。 　第1クォーターは尽誠学園が19－23と先行したものの、第2クォーター中盤から後半にかけて柳ヶ浦が主導権を奪い、43－31と2桁点差のリードをもって前半終了。後半も柳ヶ浦が反撃を許さない試合運びで逃げ切り、3回戦進出を決めた。 　柳ヶ浦はファデラママドゥが35得点19リバウンドとペイント内で圧倒的な存在感を放ち、ベンチスタートながら12得点を挙げた猪頭徹平ら合計4選手が2桁得点をマーク。 　一方、2回戦から登場した尽誠学園は、島根スサノオマジックU15出身の金山颯が、チーム最多21得点6リバウンド5アシスト2スティールを記録。昨シーズン途中にB3香川ファイブアローズの特別指定選手としてBリーグの舞台にも立った2年生ガードが奮闘したが、初戦で姿を消すことになった。 　勝利した柳ヶ浦は、明日6日13時20分から照葉積水ハウスアリーナにて行われる第3試合で、土浦日本大学高校（茨城県）に競り勝った鳥取城北高校（鳥取県）と対戦する。 ■試合結果 ＜インハイ男子2回戦＞ 柳ヶ浦 80－58 尽誠学園 柳ヶ浦｜19｜24｜17｜20｜＝80 尽誠学｜23｜ 8｜15｜12｜＝58