昨年、武尊を破ったスーパーレックの参戦決定。暫定王者とバンタム級ムエタイ世界王座の防衛戦【ONE172】
ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)にONEバンタム級ムエタイとONEフライ級キックボクシング世界王者であるスーパーレック・キアトモー9(タイ/Kiatmoo9 Gym)の参戦が1月6日、ONEから発表された。 スーパーレックは昨年1月に行われた「ONE 165: Superlek vs. Takeru」でK-1 WORLD GP3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)の挑戦を受け、5R判定勝ちを収め、フライ級キックボクシング王座を防衛した。6月の「ONE Friday Fights 68」ではフライ級ムエタイマッチで新進気鋭のゴントーラニー・ソー・ソンマイに判定勝ち。9月にはアメリカのデンバーで開催された「ONE 168: Denver」でジョナサン・ハガティーの持つONEバンタム級ムエタイ世界王座に挑戦し、1RでKO勝ちを収め、2階級・2種目の王者となっている。 スーパーレックは1月24日の「ONE 170」(バンコク/インパクト・アリーナ)で「暫定バンタム級ムエタイ世界タイトルマッチ」で対戦するニコ・カリロ(スコットランド)とナビル・アナン(アルジェリア / タイ)の勝者とバンタム級ムエタイ世界王座をかけて対戦する。
今回の参戦にあたりスーパーレックはONEを通じて「新年明けましておめでとうございます。2025年が日本のファンの皆様にとって、健康と幸運に満ちた一年となりますように! まず初めに、母国での試合機会を逃してしまい、大変申し訳なく思っております。しかし、再び日本で戦えることを心から嬉しく思います。私はムエタイを愛しており、日本のファンの皆様に私を通してムエタイを体験していただきたいと考えています。ムエタイの多様性をお見せしたいと思います。また皆様から温かい歓迎を受けられることを楽しみにしています。前回の日本大会でいただいた声援は本当に素晴らしいものでした。日本は私にとって第二の故郷です。皆様からの素晴らしいサポートに心より感謝申し上げます。また近いうちに、さいたまスーパーアリーナでお会いしましょう!」とコメントしている。 今大会では武尊と前ONEフライ級ムエタイ世界王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)がフライ級キックボクシングルール スーパーファイト(3分5R)で、そしてONEフライ級 総合格闘技 世界王座決定戦(5分5R)でアドリアーノ・モラエス(ブラジル/ONEフライ級 総合格闘技 ランキング1位)と若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A/同2位)が対戦することが発表されている。