WWEとの関係強化、武藤敬司による新人発掘、髙木三四郎が社長から副社長に。CyberFightの新体制発表は怒涛の新情報ラッシュ!
16日、都内・シャトーアメーバにて株式会社サイバーエージェントが記者会見を実施。株式会社CyberFightの新体制発表が行われた。 株式会社サイバーエージェント(以下CA)は、2017年9月1日付で株式会社DDTプロレスリングの発行済み株式の100%を譲渡されてDDTを子会社化。さらに2020年1月29日付でノア・グローバルエンタテインメント株式会社から発行済み株式の100%を譲渡されて子会社化を行った。 一時はDDTの高木三四郎社長がNOAHの社長も兼任していたが、2020年7月にはDDT&NOAHの2社に株式会社DDTフーズを加えた計3社を経営統合してCAの子会社として株式会社CyberFightを創設。 これらの動きを受け、プロレス界には“CAグループ”という業界最大の新勢力が誕生。 世界的超大手企業を親会社に持ったことから数多のビッグマッチ開催や有名選手の招聘などが行えるようになり、CAグループ傘下の団体は栄華を極めた。 また、CyberFightが運営するプロレス動画配信サービス『WRESTLE UNIVERSE』ではインディー団体等の自力での情報発信力に欠ける団体の試合も放送することで配信インフラを提供するなど、業界の盟主たるポジションを確立しつつあった。 2023年10月には、CAグループが運営する動画配信サービス『ABEMA』がWWEの放映権を獲得。CAグループ全体でプロレス事業への比重が増している中での新体制発表には大きな期待が集まっていた。 今会見には、株式会社サイバーエージェント執行役員副社長の岡本保朗氏、株式会社CyberFight代表取締役社長の髙木三四郎(※今会見よりはしごだかを用いた“髙木”に改名)、同社取締役の武田有弘、ABEMAプロレスアンバサダーの武藤敬司が出席した。
まずは新体制の人事発表が実施。 岡本氏が6月1日付でCyberFightの代表取締役社長に就任することが発表。前任の髙木は取締役副社長となり、丸藤正道取締役副社長、武田取締役は留任。彰人が副社長から取締役となった。 岡本新社長は「髙木さんも『業界一番の会社にする』と言ってこられましたが、僕自身もCyberFightに合流して皆さんと一緒に業界ナンバーワンの会社を作っていきたいと思っています。リング上に関しては素晴らしい選手とスタッフの皆さんが揃っていますので、それは全幅の信頼を置いてお任せして、僕自身は経営面であったりグループシナジーを活かしてCyberFightをよく出来るように全力で頑張っていきます」と就任の挨拶を行った。 岡本新社長は【WWEとの関係強化】【新規協賛企業の獲得】【ABEMAの生中継の強化】という3つの方針を発表。 WWEについては正式に発表出来る話は現状無いものの、前向きな話は進んでいる模様。新規協賛企業については、広告・マーケティング事業の経験が長い岡本新社長の手腕により既に新規2社が内定。DDTや東京女子の大会もABEMAで放送する機会を作り、ファンの新規開拓を狙っていく意向を明かした。 また、DDT、NOAHからもそれぞれ3つずつ新規発表。
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