子どもの着られなくなった洋服の処分に困っています。フリマサイトで出品するには量が多くて面倒なのですが、リサイクルショップでは高く値段がつかないと聞いたのですが本当ですか?
子どもは成長が早いので、せっかく買った洋服がほとんど袖を通さないうちに小さくなってしまうケースも珍しくありません。捨ててしまうのはもったいないので、売却して新しい洋服を買う足しにしたいと考えている方もいるでしょう。 量が多いなどでフリマサイトに出品する手間がかかる場合は、リサイクルショップに売却する方法もあります。しかし、「リサイクルショップの査定価格は安いので、フリマサイトに出品するより損」といった意見もあるので、悩む方もいるでしょう。そこで本記事では、リサイクルショップの査定に高値がつきにくい理由や、査定額が高い製品の特徴を紹介します。 ▼「3人目3万円」に思わぬ落とし穴! 2024年12月に前倒しになった「児童手当拡充」の注意点
リサイクルショップの買取価格が安くなりがちな理由は?
フリマサイトは出品者が自由に値段を決められるのに対し、リサイクルショップはお店が査定して買取額を決めます。そのため、品物によっては「フリマサイトに出品したほうが高く売れた」といったケースもあるでしょう。 しかし、フリマサイトでは買い手が現れない可能性もあります。一方、リサイクルショップは査定して値段がつけば安くても買い取りしてもらえるのがメリットです。 本項では、リサイクルショップの買取価格が安価になりがちな理由を紹介します。 ■再販売にコストがかかるため リサイクルショップは、買い取りした品物を店舗やECサイトなどで販売します。再販売するためには、店舗の家賃や光熱費、人件費、ネットショップの利用料などのコストがかかります。利益を出すには仕入価格をおさえる必要があるため、中古品でも高い需要がある製品以外は、買取価格が低くなりがちです。 リサイクルショップの子ども服は、着用期間が短く新品よりも安く買えるため需要が高くなっています。しかし、一般的に子ども服をはじめとする洋服は元値が安く新商品も続々と販売されるため、たとえ新品であっても、ブランド品でなければ高額な買い取りは期待できないでしょう。 また、地域密着型の店舗などでは子ども服の買取希望者が多い傾向にありますが、そのような店舗は在庫を抱えがちになるため査定額がより安くなります。 ■売れないリスクがあるため 仕入れたリサイクル品が売れなければ、お店側の利益はありません。少子化が進んでいる現在、中古の子ども服はより売れ残るリスクもあります。そのため、査定額はどうしても低くなりがちです。 また、子ども服は使用回数が少なくても、落とし切れない汚れがついていたり生地が傷んでいたりする可能性もあります。使用感があるものは売れ残るリスクが高いため、査定額が低くなりがちです。