ヘアサロン「レコ」内田聡一郎×AMANE 美容室がやるヤバいイベント“SCRAMBLE”の狙い
内田:イベント名の“SCRAMBLE”は渋谷のスクランブル交差点からつけていて、いろんなジャンルの人が入り乱れるというイメージで、若手からベテラン、アイドルまで、ごちゃ混ぜ感があって「レコ」っぽい、ありそうでないラインアップになりました。しかも今回は17時から29時まで12時間やるんですよ。
AMANE:5周年のときは17時から23時まででしたね。
内田:時間も出演者も倍にパワーアップしています。AMANEと話しながら、「出てもらいたい人がいっぱいいて、23時までだとどう考えても終わらないよね」ってなって。「もう朝までやっちゃうか」ってノリで決めました。
いろんなファン層が入り乱れると思うんで、普段の音楽のパーティーだと触れてこなかった音楽に出会って、「これもかっこいいな」って思う人もいるはず。実際僕らもそういう体験をしてきているので、今回のイベントがその一つのきっかけになればいいよね。
AMANE:そうですね。これをきっかけにクラブで遊ぶ人が増えたらうれしいです。
内田:イベントの裏テーマとしては、日頃AMANEがやっているようなイベントやクラブにも来てもらいたいという思いがあります。僕はそういうカルチャーで育ってきて、そこの面白さを知っているので、少しでも伝えられればいいですね。
美容以外のコミュニティーにもアプローチ
WWD:ヘアショーをやるわけじゃないですよね。
内田:それはまったく考えてません。もう一切ヘアは絡ませないというのは最初からのコンセプトです。よく美容室の周年のイベントって、ヘアショーメインで合間にライブやDJタイムがあったりするじゃないですか。それは否定するつもりはないですし、僕らも散々やってきたので、せっかくなら“SCRAMBLE”では違うことをやろうかなと思って。
やっぱり美容以外のコミュニティーにもアプローチしたいというか、普通にクラブ好きな人たちがこの出演者を見て、「このイベント、ヤバい」って思ってもらえたらうれしいですし、そこが一番の狙いです。なんなら「レコ」のことを知らなくて、このメンツだけを見て遊びに来て、実は美容室がやっているイベントなんだって知ってもらえるのが最高ですね。内容的に音楽好きな人が来ても楽しんでもらえると思います。