「おかげ参りツーリングラリー」を2泊3日で体験!伊勢湾フェリーで鳥羽へ、ワインディングを堪能して伊勢神宮へ
伊勢市内「ホテルキャッスルイン志摩」は安心のバイク駐車場を完備
ところで、二日目の宿に選んだ「ホテルキャッスルイン志摩」も、バイカーには超オススメでした。屋根付きの専用駐車場があるのはもちろん、バイクに向けられた監視カメラが用意され、宿泊者は貸し出されたタブレットで24時間モニター可能なのです。これには愛車精神にあふれたオーナーも納得でしょう。 しかも、こちらのバイカープランはリーズナブルな価格設定がされており、市内中心部からは少し離れているものの「伊勢の泊りならここ一択」と思えるほどでした。さらに、最上階にある展望大浴場の気持ちよさときたら、ちょっと他の温泉やホテルとは比べられないほど。おかげ参りツーリングのみならず、お伊勢参りの宿なら、ぜひチェックを! なおグルメの話題としては、伊勢市内には日本三大居酒屋のひとつに挙げられる「一月屋」や松坂発祥の鳥焼肉が楽しめる「やき鳥ハウス 泉竹林」といった名店が少なくありません。おかげ参りツーリングラリーの公式サイトに詳しい説明も掲載されているので、参考にしてみてはいかがでしょう。ちなみに、取材班は一月屋にチャレンジしたものの長蛇の列にあえなく断念。次回はぜひ訪れてみたいものです。
内宮から外宮へと回り、御朱印帳をゲット!
そして翌日は内宮を経由して外宮を訪れてみました。その際、外宮から間近の「木下茶園」で、おかげ参りツーリングラリー特製の御朱印帳をゲットしました。エントリーの際に配布されたチケットを出せばいいのですが、あまりに居心地の良さそうなお店だったので、ここで評判の高いお抹茶ラテをいただくことに。ちなみに、御朱印帳は「勢乃國屋」などでもゲットできます。 外宮は内宮に比べて混雑は緩く、駐車場へのアクセスは簡単でした。ただし、御朱印がいただける朝イチの時間(午前7時)を目指していったものの、外宮はなかなかの人出。お伊勢参りの人気をうかがわせる雰囲気でした。なお、御朱印は料金というか、お志として300円がかかりました。これは内宮や、他の神社でも同様な金額設定なのでしょう。ちなみに御朱印帳には、ざっと100ヵ所分程度のスペースがあって日付も記されるので、翌年のお参りにも利用できそうです。 こうして、おかげ参りツーリングラリーはコンプリートできましたが、道中トラブルに見舞われることもなく、早くもご利益があったのかと。そして伊勢志摩方面へのツーリングとして考えても、じつに走りやすくいい道ばかりだったのが印象に残ります。 おかげ参りツーリングラリーでは、9月に「スペシャル原付デイ」「伊勢志摩スペシャルデイ」といったイベントを開催するほか、最終日には伊勢神宮でのフィナーレイベント(有料)も予定。 これから参加しても楽しめるイベントが用意されているので、ちょっと暑さが落ち着いてから行ってみたい、という方は公式サイトでスケジュールなどをチェックしてみてください! レポート●石橋 寛 2024年8月21日追記:記事内の宿泊施設について、当初誤って「キャッスルイン志摩」と紹介しておりましたが、正しくは「キャッスルイン伊勢」でした。お詫び申し上げるとともに、訂正を行いました。