「おかげ参りツーリングラリー」を2泊3日で体験!伊勢湾フェリーで鳥羽へ、ワインディングを堪能して伊勢神宮へ
伊勢志摩スカイラインで走りを楽しみつつ、伊勢神宮へ
翌日は鳥羽から志摩方面に戻り、伊勢志摩スカイライン方面へ向かいましたが、その前にツーリングスポットに指定されていた夫婦岩で有名な「二見輿玉神社」に立ち寄ることに。鳥羽からは第二伊勢道路(国道167号線)を使って30分ほどで到着できます。 こちらもじつにアクセスしやすく、神社の入口までバイクを進められ、駐車場も比較的空いていました。夫婦岩も写真で見るより間近に見え、これまたありがたい気分に。神社の奥に進むと、みそぎ橋という小さな橋があり、そのたもとには洒落たカフェが。席数は少ないものの、知る人ぞ知るといった雰囲気なので、二見輿玉神社を訪れた際にはひと息入れてみるのもいいでしょう。 なお参道沿いには、同じくツーリングスポットの賓日館(ひんじつかん)もありました。こちらは門前までしか進めませんが、趣のある建屋は写真に映えること請け合いです。 次いで、おかげ参りツーリングラリーの参加者に配布される「伊勢志摩スカイライン特別通行券」を使ってコースイン。朝熊山へ登っていくワインディングとなりますが、舗装もきれいでコーナーもさほど厳しいものではないので、どんなバイクで走っても楽しめるでしょう。時折、眼下に見える伊勢湾の景色は得も言われぬ風情があり「天気が良くて最高!」と笑みが漏れたものです。 そして向かった山頂の朝熊山展望台には、フォトスポットとして有名な「天空のポスト」や足湯、名物の団子など、走ってきたライダーを癒すには十分なアメニティがありました。ちなみに、伊勢志摩スカイラインは125cc以下のバイクは走行不可なので、ご注意ください。ただ道の勾配は125cc以下でも登れないことはない感じなので、個人的にはいつかルールの改変を望みたいところです。 その後スカイラインを下ってくると、伊勢神宮の内宮(皇大神宮・内宮)は目と鼻の先。というか、いきなり市街地が広がるので面食らう印象でした。交通量も増えるので、それまで快走ペースで走っていた方は注意深くスローダウンすべきでしょう。内宮周辺も観光バスやタクシーがたくさん走っている上、駐車場もけっこう混んでいるので、くれぐれも安全運転で! お参りに来たのにアクシデントに見舞われたのでは、笑えませんからね。