「迷惑な釣り人」認定されないために! シーズン到来「アジング」 混雑ポイント必須の「4つのマナー」
小型のルアーでテクニカルにアジを釣る「アジング」。繊細な釣りと小気味よいファイトが魅力のアジングは、秋に数釣りのハイシーズンを迎える。 ■【画像】人気の「アジング」でマナーを守ることに直結する! 絶対に持っていきたい必須のアイテム(写真をすべて見る) 近年人気を集めていることもあり、実績あるポイントではアジングをする釣り人が列を成すほどだ。他の釣り人に迷惑をかけないためにもマナーを守ることは必須である。 この記事では、アジングをするうえで守らなければならないマナーの中から4つ紹介する。
■安全対策の装備は必須
釣りが原因の事故で漁業関係者や近隣住民に迷惑をかけてしまうと、最悪の場合釣りが禁止になることもある。 自身の安全のためであることはもちろん、周囲に迷惑をかけないためにもライフジャケットの着用は必須だ。加えて、そもそも落水しないためにも滑らないシューズを履くなど、安全対策は万全にしておこう。
■釣りをするべきではない場所とは
漁港や堤防はアジングの代表的なポイントだが、同時に港湾関係者の職場でもある。立ち入り禁止となっている場所では無論釣りをしてはならないが、たとえ釣りができる場所であったとしても、係留ロープの周辺で釣りをすべきではないだろう。 係留ロープなどの繊維質に刺さった釣り針は、直接釣り針を掴むことができなければまず抜けないと言ってよい。 そして釣り針が刺さったままの係留ロープを手繰り、ケガをする可能性が高いのは船の持ち主などの港湾関係者だ。 係留してある船近辺での釣りは避けるようにしよう。
■アジ狙いと言えど、タモ網は用意しよう
アジングで使用するタックル(釣り道具)は、繊細でラインも細いものを使用することから、力任せに魚を抜き上げるのはバラシやライン切れのリスクが大きい。アジ狙いと言えど、タモ網は持っておいたほうがよいだろう。 釣りを始めたばかりでタモ網を持っていなくても、周囲の釣り人が助けてくれることがあるかもしれないが、助けてもらってばかりいては迷惑をかけてしまいかねない。 タモ網は自身で用意し、むしろ周囲の釣り初心者を助けるくらいの気概で釣りに臨もう。