「人生が物足りない」からはじまった挑戦 「母・会社員・副業」を両立することで得られたものとは
ライター業が「自分の価値」を感じられるサードプレイスに
あいさんが副業を始めた理由。それは「自分の力で仕事をしている」という感覚を味わいたかったからでした。多忙な日々の中でも、ライター・広報業で個人として評価を受けることで自己肯定感が高まっていることを感じています。会社と家庭以外の「サードプレイス」を持つことが、自身にとって心地よい支えとなっています。 また、会社で採用の仕事をしていることから、ライター業ではインタビュー記事の声をかけてもらうことが増えました。副業と本業との間で相乗効果が生まれていることを感じています。 東京育ちの都会っ子だったあいさん。地方に移住し今年で6年目を迎えましたが、まだまだ慣れないことも多くあります。しかし、地方で働くことは、自身の可能性を広げるチャンスを得られるとも感じています。 人口減少による働き手不足に特に悩む地方では、採用や広報スキルが求められており、そうしたスキルを生かして地域に貢献できることが、さらなるやりがいにつながるのではないかと感じています。 現在は、移住先でできたコミュニティの方々とともに、フリーペーパーを作成する計画が始動。そこでは、さまざまなスキルを持つ人々とチームを組むことで、より大きな成果を生み出せる可能性を感じていると、あいさんは語ってくれました。 複業生活がハードであることは間違いありませんが、あいさんはその中で自分の価値を再認識し、生きる活力を作り出せています。毎日の忙しさに追われず、これからについても明るい可能性を見据えている姿はとてもすてきです。今後もあいさんの力強い挑戦に期待したいです。
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