「正直なところ、入れないという実感もあった」佐藤恵允がパリ五輪メンバー選出に本音。本大会には強い決意「死ぬ気でメダルを獲りたい」
「最終予選で良いプレーができなかった」
日本サッカー協会は7月3日、パリ五輪に臨むU-23日本代表のメンバーを発表。この18人に選出されたブレーメンの佐藤恵允がオンライン会見で心境を語った。 【PHOTO】悲願のメダル獲得へ!パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介! 佐藤は4月から5月にかけてカタールで開催されたアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップにも出場。日本は優勝を果たすも、自身は思うようなパフォーマンスができなかったという。 「自分が納得いくようなプレーができなくて、悔しい思いが大きい大会になりました。そこからチームに戻って自分に足りないものを見つめ直して、今までやってきたことを信じて、もし本大会のメンバーに選ばれたら良いプレーができるようにと日々過ごしていました」 パリ五輪のメンバー発表はドイツ時間の朝7時にYouTube配信をリアルタイムで見ていた。名前が呼ばれた際には「率直に嬉しいという気持ちと、少し驚きがありました」と話す。 「自分自身、最終予選で良いプレーができなかった。18人の枠には、正直なところ入れないという実感もあったなかでの選出でした」 本大会は北京五輪以来のオーバーエイジなしで戦う。22歳のアタッカーは「チームの絆は深い。やってやろうという気持ちが強いです。全試合、死ぬ気で勝ちにいってメダルを獲りたいです」と意気込んだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部