起源は600年以上前の室町時代 魔除けのお守り「蘇民将来符」づくり始まる【長野・上田市】
12月に入り新年を迎える準備が始まっています。 上田市の信濃国分寺では正月に配られるお守り「蘇民将来符(そみんしょうらいふ)」づくりが始まりました。 蘇民将来符は、家の玄関などに置く魔除けのお守りで、起源は600年以上前の室町時代までさかのぼるとされています。 ドロヤナギの木を鉈(なた)を使って形を整え、魔除けの文字や模様を書き込むと完成です。 ■塩入法道住職 「自然災害は人間の力ではどうにもならないかもしれないが、少しでも災害が少なく平穏に暮らせるように」 蘇民将来符はおよそ1万2000体作られ、来月7日と8日の「八日堂縁日」で有償で配られます。