善光寺で正月準備始まる 伝統儀式「お注連張り」【長野市】
今年も残すところあと1カ月。 長野市の善光寺では、早くも正月行事の始まりとなるお注連張りが行われました。 お注連張りは、善光寺の正月行事の始まりを告げる伝統儀式です。 堂童子当役と呼ばれる一連の正月行事を担う僧侶が、自身の宿坊にしめ縄を張るもので、今年は、随行坊の若麻績牧生住職が、初めて務めます。 ■随行坊・若麻績牧生 住職 「暗いニュースばかりの世の中なので、(来年は)皆様の健康と明るいニュースが飛び交う穏やかな1年であってほしいという願いで臨んだ」 善光寺では年末に向けて、本尊の年越し儀式である「御越年式」や、大掃除の「お煤払い」などが行われ、迎春準備が進められます。