みんな「Hey Siri!」は恥ずかしかったw AirPodsの新機能は「首を振るだけ」
アップルは6月10日(現地時間)に開催したWWDC 24の基調講演で、2024年秋に予定される「AirPods Pro(第2世代)」のソフトウェアアップデート内容を発表した。 【もっと写真を見る】
アップルは6月10日(現地時間)に開催したWWDC 24の基調講演で、2024年秋に予定される「AirPods Pro(第2世代)」のソフトウェアアップデート内容を発表した。 首を振るだけでSiriへの応答が可能に 新しく追加される機能は音声アシスタント「Siri」に関するもの。具体的にはAirPods Pro(第2世代)の使用中に着信などでSiriが起動した際、ユーザーが首を動かすことで「はい/いいえ」の意思をSiriへ伝えることが可能となる。 例えばエレベーターや電車の車内など、人が多い場所で着信があった際、応答するかSiriに尋ねられたら、首を横に振ることで着信を拒否、うなずくと応答できるようになる。 これまでのSiriはAirPods使用中でもユーザーの声で指示を与える仕様となっており、声を出しづらい場所では活用が難しかった。もちろん、首の動きであらゆる操作ができるわけではないが、「はい」と「いいえ」の応答が可能となっただけでも恩恵を受けるユーザーは少なくないはずだ。 ほかにも今回のアップデートでは、通話品質を向上させる「声を分離」機能や、ゲームモードでの通話時に16bit/48kHzの高品質オーディオを利用できる機能を追加。いずれもH2チップを搭載したAirPods Pro(第2世代)限定で、「AirPods(第3世代)」や「AirPods Max」は対応しない。 新しいファームウェアは6月10日現在、開発者向けバージョンを公開中。正式版は先に触れたとおり、2024年秋の配信を予定している。 文● @sumire_kon