元日(水)の天気 2025年初日は太平洋側で青空広がる 日本海側は雪や雨の止み間も 初詣は寒さ対策を
2025年の幕開けとなるきょう1日(水)は、太平洋側は朝から晴れる所が多く、広く初日の出を見ることが出来そうだ。一方、日本海側では北陸や北日本を中心に雪が降って、ふぶいたり、大雪となる所もあるが、午後は止み間もある見込み。全国的にお正月らしい寒さとなりそうだ。
太平洋側は青空スタート 日本海側の雪も止み間ありそう
太平洋側は朝から青空の広がる所が多く、空気の乾燥が続く見込み。太平洋側を中心に約30都道府県に乾燥注意報が発表されている。風も強く火災が延焼しやすい気象条件にもなるため、火の取り扱いに注意し、人混みに出かける際にはマスクをするなどして体調管理にも気をつけたい。
日本海側は北陸以北を中心に雪が降り、新潟から北ではふぶいたり、大雪となる所もあるが、午後は止み間もある見込み。夜からは再び、雪や冷たい雨の降る範囲が広がりそうだ。
冷たい空気にリセット 正月らしい寒さ
けさは西日本を中心に、きのう(火)よりも冷え込みが強まっている。日中、きのうの大晦日は寒さの和らいだ所が多かったが、元日のきょうは冷たい空気にリセットされ、最高気温は札幌0℃、金沢9℃、東京・大阪・福岡は12℃の予想。正月三が日は寒さの続く所が多いため、初詣や初売りなどは、寒さ対策を万全にして出かけたい。
3日(金)から4日(土)に強い寒気 仕事始めは太平洋側でも雨か
5日(日)にかけても日本海側は北陸から北日本を中心に雪や冷たい雨の降る所が多く、次に強い寒気が流れ込む3日(金)から4日(土)は雪の降り方が強まる所もあるため、Uターンの際は気象情報とともに交通情報にも注意が必要だ。太平洋側は晴れて空気の乾燥が続くが、多くの人が仕事始めとなる6日(月)から7日(火)は、南岸低気圧の影響で空気を潤す雨の降る所がある見込み。 (気象予報士・海老原美代子)