改善方向の「新年度相場」の波に乗る24年3月期好調銘柄
東京の桜は満開の時期を過ぎてしまったが、日本株相場はひと足遅れて春の気配が強まってきた(写真:ブルームバーグ)
3月31日の東京株式市場は、前日のアメリカ株式市場でダウ平均株価が上昇したのを好感して、買いが先行。値ガサのハイテク株をはじめ、鉄鋼株、自動車株などが買われた。日経平均株価の終値は前日比258円高の2万8041円と反発した。 来週(4月3~7日)は、欧米の金融システム不安がやや後退したことに加え、日本銀行の新体制への移行、新年度を迎えたことによる株式需給の改善期待などを手がかりに、堅調な推移が予想される。低PBR(株価純資産倍率)銘柄への物色機運は継続しそうだ。来週の日経平均の想定レンジは2万7700~2万8400円とする。
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冨田 康夫