仕事がデキすぎるコンビニ外国人スタッフはいかにして生まれるのか? その謎を中の人に聞いてみた
外国人スタッフに人気だという「サラダチキン」のうち、「国産サラダチキンプレーン」「炭火焼サラダチキン旨辛」を筆者も食べてみました。「プレーン」は、チキンの旨みを優しく引き出した一品どんな調味料・ドレッシングにも合いそうです。 また、「炭火焼サラダチキン旨辛」は、旨みと辛味の双方をややスパイシーに「サラダチキン」に反映した一品どことなくアジアの食堂を感じさせる味わいで、外国人スタッフにウケそうに思いました。
さらにローソンの「まちかど厨房」の「海鮮かき揚げ丼」も食べてみましたが、店内で炊いたご飯と、えび・いかが入った海鮮かき揚げとすっきりとした味わいの醤油たれがマッチし実に美味。「日本ならではの味であり、しかもご飯が美味しい」といった点が、多くの外国人スタッフの支持を集めているようにも感じました。
研修と合わせて「働きやすい環境づくり」も積極的に行う
藤井さんによれば、「今後のコンビニは、外国人スタッフの力を借りることがより増えていくだろう」と言います。最後に今後にかける思いも伺いました。 「お客さまのニーズにできる限りお応えするのがコンビニです。今後は、外国人の方のお力を借りる機会がより増えていくと思っています。だからこそ研修と合わせて、外国人の方にとって『働きやすい環境づくり』を積極的に行い、できるだけ長く継続して働き続けていただけると良いなと思っています」(藤井さん)
まとめ
外国人スタッフの確保や研修においては、最大な配慮を行い接し、それらが結果的にローソンを利用する顧客の満足度につながるのだろうと思いました。今後、ローソンをはじめコンビニを利用する場合は、外国人スタッフの努力や思い、そしてここに至るまでの研修スタッフの思いを想像してみると、そのコンビニと外国人スタッフをさらに身近に感じられるかもしれません。
●DATA ローソンスタッフ
取材・文◎松田義人(deco)