【三国ボート G1北陸艇王決戦】下出卓矢 念願の地元G1初V 金子拓矢はFで1年間G1・G2アウト
ボートレース三国の開設71周年記念「G1北陸艇王決戦」は3日、12Rで優勝戦が行われ、地元・福井支部の下出卓矢(38)が2コースから差して1着。2019年10月11日の平和島65周年以来となる2回目のG1制覇となり、SGクラシック(来年3月25~30日、若松)の優先出走権を手にした。2着に上野真之介、3着は佐藤翼が入り3連単<2><1><6>は6830円(20番人気)。 なお、カド4コースから仕掛けた金子拓矢はコンマプラス01のフライングで返還欠場。発売額3億6743万9000円の約47.2%に当たる1億7339万7400円が返還となった。このフライングで金子はG1関東地区選手権(戸田)終了後の来年2月15日から30日間のフライング休みに入り、休み明けの3月17日から1年間はG1・G2に出場できなくなった。 レース直後のインタビューで下出は「まさかです。事故レースですけど優勝は優勝なんで、うれしいです」と地元G1初Vの喜びをかみしめ、勝因については「自分の調整をやり続けたことでしょう」と語った。 下出の次走出場は14日から18日までの桐生を予定している。