【日本ハム】清宮幸太郎アップ査定でサイン「すごく評価していただいた」初の3割、侍デビュー
日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が6日、北海道・北広島にある球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸4400万円から「アップです。しっかり上げていただきました」と増額提示を受け、サインした。 【写真】「ボスを男に俺がする!」気合いの表情をみせる清宮幸太郎 今季はキャンプ前の先乗り自主トレで左足を負傷し出遅れたが、4月19日に1軍昇格。5月6日に登録抹消されるも、6月から再合流し結果的に89試合、自身初の打率3割、3年連続2ケタとなる15本塁打をマークし、51打点、1盗塁を記録した。「すごく評価していただいたかなと思いました。来年は全試合出ますと球団の方には伝えました」と強い口調で話した。 侍ジャパンにも初選出され、11月のプレミア12に出場。プロ入り後初めて日の丸をつけ、同13日のオーストラリア戦では侍初打席初安打も放った。 今季を振り返り、つかんだ思考がある。「すべてにおいて無理しない。やりすぎない。食事も練習も」。計画性なく練習をして疲労が残ることがあったという。「柳田さんと自主トレしたときに『練習しすぎだぞ』と言われたことがあって。この数年の積み重ねで分かってきたことがある」ときっかけに言及した。そのソフトバンク柳田と、今オフ、大分で1月に、合同で自主トレを行う。 オフにやりたいことは「早稲田のラグビーが強いので楽しみ。1月2日が全日本大学ラグビー選手権の準決勝なので、それを見に行けたらと思います」と、気分転換プランを口にした。 昇給分は「焼き肉のミノが大好きなので、いっぱい食べます」。来季へ「全試合出ること。そしてホームラン30本打ちたい。あとは優勝。そこが。今年2位で優勝に近づいた分、悔しさも身に染みて分かった。そこを取りにいきたい」と意気込んだ。