あまりのショックに”呪い”の都市伝説まで浮上…大谷翔平が所属するエンゼルスの泥沼11連敗は「シドゥー元市長の呪い」?!
エンゼルスの連敗が止まらない。5日(日本時間6日)に敵地で行われたインターリーグのフィリーズ戦で4点をリードしながらも、守護神のライセル・イグレシアスが8回にブライス・ハーパーにまさかの同点満塁本塁打を打たれ、9回に意地を見せて勝ち越したが、その裏、二死一、二塁からブライソン・ストットにサヨナラ3ランを浴びて7-9で敗れた。6年ぶりの11連敗で27勝28敗となり、ついに借金生活。「2番・DH」で出場した大谷翔平は、4回に痛烈な二塁打を放って5得点のビッグイニングを演出したが、その1本だけに終わり、打率も.242に下がった。地元メディアは、11連敗の原因探しに躍起となり、ついに「呪いの説」まで浮上してきた。
「エンゼルスタジアム売却無効から勝っていない」
古くは「バンビーノの呪い」に始まり、全米メディアは、都市伝説的な話題に、特有のデータや結果を結びつけるのが大好きである。 エンゼルスの悪夢の11連敗を受けて、ついに呪いの説が出てきた。ロサンゼルスタイムズ紙が「ハリー・シドゥーの呪い」という説を大真面目にタイトルを取って報じた。 「エンゼルスタジアムの売却が無効となってからエンゼルスが勝っていない」と結びつけたもので、「野球は、さまざまな呪いの伝承で満ちており、エンゼルスが、その最新のものの犠牲となっている。ハリー・シドゥーの呪いだ。エンゼルスには、ネイティブ・アメリカンの埋葬地の上にスタジアムを建てたために決して勝てないだろうという元々あった主張を含め、あらゆる呪いの伝承で満ち溢れていた。 2002年にエンゼルスはワールドシリーズに勝ち、呪いやジンクスの話題は永遠に消すことができたのかもしれなかった。今回、FBIが関わりを持つまでは」と、ある呪いの説を伝えた。 記事は、「マイク・トラウトは、エンゼルスでのキャリアでポストシーズンに勝つことができていないが、何か超自然的なものが原因ではなく、毎年、ひどい投手陣が原因だった。5月24日の時点では、エンゼルスはこの8年で初めてトラウトがプレーオフへと視野を向け好調だった。午後9時8分、エンゼルスタジアムで抑えのライセル・イグレシアスが最後の打者を三振に打ち取り、エンゼルスは3連勝。貯金10で、アメリカン・リーグ西地区で1ゲーム差で首位に立ち、2004年以来最高のスタートを切っていた」と紹介。 そして、この同時刻に4マイル(約6.4キロ)離れたアナハイム市議会で、エンゼルスタジアム売却問題について協議する会議が行われていたという。 エンゼルスのオーナー、アート・モレノ氏が、球場の不動産を市から購入、市がその1億5000万ドル(約196億円)で、5000軒以上の住宅を建て荒涼とした駐車場を活気ある近隣へと変貌させることで合意していた。3年で実現する計画で「不正行為の疑惑をFBIが摘発して驚かせるまで」、残り1つの署名を残すだけだったという。