鷹の韋駄天が胸中吐露「プロに入って一番欲しかった」 7年目で手にした初の栄誉
鷹・周東佑京は外野手部門で三井ゴールデン・グラブ賞に初選出
第53回三井ゴールデン・グラブ賞の表彰式が28日に行われ、セ・パ17選手(ソフトバンクのリバン・モイネロ投手は欠席)に、栄誉ある金色(こんじき)のグラブ型トロフィーが授与された。パ・リーグ遊撃手最多受賞となった西武・源田壮亮内野手、最多得票数を獲得し、表彰式では全身“ゴールデン”に身を包んで会場を騒然とさせた楽天・辰己涼介外野手らおなじみの顔ぶれに加え、パ・リーグで初出場は5人。フレッシュな顔ぶれとなった。 【実際の写真】「笑ってはいけないGG賞」と話題 全身ゴールドの辰己の周りで…“真顔”の選手たち 4年ぶりにリーグ制覇したソフトバンクからは5人が選出。外野手部門で選ばれた周東佑京内野手は、7年目で初受賞となった。 周東は壇上で「プロ野球に入って一番欲しかった賞」と喜びを表した。選手層の厚いソフトバンクで、外野守備の要である中堅のポジションを勝ち取った今季を振り返り、「(今季は)センター1本でいかせていただいたのでやりやすかったです」と話した。 俊足の周東と、2年連続2度目の受賞を果たした日本ハム・万波中正外野手による「矛楯対決」は、ファンの記憶に強く残っているだろう。7月14日に行われた日本ハム対ソフトバンク(エスコンフィルード)だった。ソフトバンクは7回2死二塁で甲斐拓也捕手が右前打を放ち、二走の周東が本塁を狙ったが、万波のドンピシャ送球で本塁アウトになった。 周東は「無駄なく走っていたので(刺した万波が)すごいなと思いました」と話す。一方、万波は「球の強さも投げる位置も満点だったと思います」と自画自賛。周東については「一塁、二塁どこにいても緊張感のある選手」と称えた。
「パ・リーグ インサイト」編集部