【巨人】大勢がライデル・マルティネスに〝ライバル心〟「今までやってきた自負はある」
巨人・大勢投手(25)が19日、来季から新たにチームに加わる元中日のライデル・マルティネス投手(28)について言及した。 大勢はこの日、ジャイアンツ球場に姿を現すと軽くキャッチボールをして汗を流した。練習後に報道陣の取材に応じると、マルティネスの入団について「敵ながら素晴らしいピッチャーだっていうふうに見ていましたし、ライデルのすごさっていうのはシーズン通して感じてたので、一緒にプレーできるっていうのは自分にとってもすごくプラスになることだと思います」と好印象。その上で「そういうレベルの高い投手と一緒に野球ができるのは楽しみです」と力強く語った。 だからこそ、油断はできない。マルティネスは同リーグの中日で、大勢と同じ「守護神」としてチームに貢献してきた。今季は自己最多の60試合に登板。43セーブをマークし、2年ぶり2度目の最多セーブのタイトルを獲得した。16日に4年総額50億円以上(推定)の大規模な契約でサインした。その年俸からも球団の期待度の高さは明らかだ。 それだけにポジション争いはシ烈を極める。大勢は「(今季は)ケガもありましたけど、投げてるのは9回だったので。今までやってきた自負はあるので、簡単に渡すってよりはまだシーズン始まってないですし、誰がどこになるかも分からないんで諦めてはいない」と闘志を燃やす。 巨人の不動の守護神は自らのポジションを守りきることはできるか。
東スポWEB