【NFL】5連敗は「全員にとって悔しいこと」とカウボーイズHCマッカーシー
ダラス・カウボーイズは現地18日(月)夜に同じ州に本拠を構えるヒューストン・テキサンズに10対34で敗れたことで、5連敗を喫している。それにより、精彩を欠くプレー、大差での敗北、そして相次ぐ負傷者によって特徴づけられる今シーズンの成績は3勝7敗となった。文字通り、ダラスは絶望的な状況に陥っている。
ヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーは試合後に「ものすごく悔しい。選手にとっても、コーチにとっても、全員にとって悔しいことだ」と述べ、こう続けた。
「ファンにとって残念な結果だということも分かっている。いろいろな要素が複雑に絡み合っているが、特定の部分についてもっときれいに、より細かくやらないといけない。試合の重要な局面でミスを克服できるほど十分にプレーすることも、実行することも、指導することもできていない。前半にも、もっと点を取れるチャンスがあったのに、それを生かすことができなかった。そういう重要な場面で、もっとクリーンなプレーをしなければならないが、今夜はそれができなかった」
これは単純にカウボーイズが試合に勝てないという話ではない。そのほとんどの試合が接戦にもなっていないのだ。カウボーイズは2024年に臨んだホーム戦で0勝5敗を喫し、試合平均37.4点を許してターンオーバー差は-11となっている。今シーズンにホームで1勝も挙げていないもう1つのチームはニューヨーク・ジャイアンツで、彼らは先発クオーターバック(QB)をベンチに下げたばかりだ。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区のライバル同士でどちらがより残念なシーズンを送るかを競っているように見える。
ワイドレシーバー(WR)シーディー・ラムは「最悪だ。対処するというより、次に進むことだ」と語った。
オフェンスはQBダック・プレスコットの不在によって予想通り停滞しており、ランゲームが機能する兆しはなく、ラムだけが安定した脅威となっている。ディフェンスはラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズが出場してもしなくても不調で、5試合連続で相手に25点以上を許している。これは現在のNFLで最長の記録だ。