《令和ヤンキー最前線》「川崎?大阪? 北関東が最強だっぺよ!」…栃木・群馬・茨城の不良に聞いた「衝撃的過ぎるリアル」
現代ビジネスで出された記事『【衝撃】「小学校1年生から酒浸り」「川崎では喧嘩無双」…令和ヤンキーの「ヤバすぎる暴露」』は世間で大きな話題となったが、編集部に「北関東を忘れてもらっては困る」という声が相次いだ。そこで今回は、北関東3県で活動を続けるヤンキーにリアルな実情を開設してもらった。 【マンガ】追いつめられた女性が「メンズエステ」の世界で味わった「壮絶体験」
「いまは大麻がブーム」
まずは栃木県の通信制高校に通っている古川貴文君(19歳・仮名)の話を聞こう。 「栃木は広い土地ですからね。地域ごとに特色があるような気がします。例えば、真岡には『ザ・暴走族』って感じの若者が多い気がしますね。やんちゃで悪いヤツらが多いのは小山かな。あそこは薬物が蔓延している印象があるっすね。ちょっと前まではコカインが流行っていたけど、いまは大麻がブームと聞いています」 いきなり悪そうな話が出てくるので驚いてしまうが、栃木のヤンキーは中学卒業後も勉強を続けている子が多いという。 「このご時世、さすがに中卒はヤバいって認識があるんですよ。だから、通信制高校行って、とりあえず高卒の資格はとるヤツは多い。通信制って、勉強もテストもゆるいんですよ。だから、俺たちに向いていると言っていい。 ちなみに、栃木のヤンキーは3世代で同居しているケースが珍しくないですね。たいてい両親が共働きだから、じいちゃんばあちゃんに育てられる。だから、年寄りに悪さをするようなことはありません。栃木の人間で『闇バイト』の実行役なんて聞いたことないでしょう? アレ、そういうことだと思いますよ」 普段、植松君はバイクに乗ったりゲームセンターに行ったりして友人と遊んでいるという。お金がないときは誰かの家をたまり場にして、雑談するのがもっぱらだ。では、彼らはどうやってカネを稼いでいるのか。 「最近は大麻グミを売って稼いでいる人が増えてきましたね。宇都宮から流れてくるんですよ。あとは窃盗も流行っていますね。太陽光発電のケーブルとか、エアコンの室外機とか盗んで売るらしいです。最近の北関東ではヤクザも減ってきて、ケツモチとなるような組織も少ないですよ。わざわざガキの面倒を見る余裕がなくなってるんじゃないですかね? 今の目標は、稼げる仕事を見つけて早めに結婚することですね。親が元ヤンだと子どももヤンキーになりがちなので、自分に子供ができたら同じ道を辿るかもしれないですね。栃木でヤンキーは文化だから(笑)。仲間にはじいちゃん、親父、本人と3代続いたヤンキーもいるくらい。学歴もカネもない人間が周りから注目されるためには、ヤンキーになるしかないんですよ」
【関連記事】
- 【さらに読む】「小学校1年生から酒浸り」「川崎では喧嘩無双」…令和ヤンキーの「ヤバすぎる暴露」
- 「名古屋ではヤクザ2世と半グレ2世が抗争」「大阪では半グレが群雄割拠」…恐ろしすぎる令和ヤンキーの「裏事情」
- 「212万円今すぐ払え!」横暴ディーラーから届いた請求書に愕然…!「新型アルファード」を購入した男性を襲った「納車トラブル」の顛末
- 《相模原・暴走族26人検挙》逮捕されたリーダー(22)はヤクザの下っ端で嫌われ者…「気に入らないことがあると人を殴る」「ただのイキった痛いヤツ」と地元からは非難轟轟
- 「母は自分で自分を殴って“家庭内暴力の被害者”になりました」…PTA役員だった「嘘つき母」の失踪と、「生き別れていた父親」を探し出して聞いた「意外な真実」