《令和ヤンキー最前線》「川崎?大阪? 北関東が最強だっぺよ!」…栃木・群馬・茨城の不良に聞いた「衝撃的過ぎるリアル」
「大麻の売買」と「美人局」
次に登場してもらうのは、群馬県で建設業に従事している豊島健人君(18歳・仮名)だ。 「ヤンキーと言えば高崎の叶志會(きょうしかい)が有名ですね。伊勢崎とか前橋にも族はいますけどね。特に人数が多いのは高崎だと思います。群馬県にいるヤンキーの親は元ヤンばっかりですよ。親がヤンキー時代の話を自慢気に語るから、影響されるってのもありますね。何より、自分がそうです(笑)。 幼稚園時代から金髪にされたし、言葉使いも親の真似してて、めっちゃ生意気だったし。ヤンキーっぽく振る舞うと親が面白がるっていうか、喜んでくれてたんで、自分ではヤンキーになるのが親孝行みたいに思ってました(笑)。 普段、友達とはドンキに行ったり、車で適当に流してナンパしたりしています。あと趣味はパチンコとカラオケくらい。たまに先輩がやってるスナックにも行きますよ。悪いヤツは大麻を売って捌いているみたいです。地元の先輩の知り合いが栽培しているらしくて、若者に流れてくるんですよ。 美人局も流行っていますね。友人の彼女がモデルをやっているんですけど、『彼女にパパ活させるとすぐオヤジがひっかかる』って大稼ぎしてました。最近話題の闇バイトに手を染めている人もいますね。実際に暴行まではしないけど、通帳作って売ったりしてる奴はいます」 彼は、将来的に「ひとり親方」になって今の仕事を続けたいという。これまで悪いことを散々してきたというが、真っ当な職種に就いて、結婚して子供を作ることで過去を水に流したいそうだ。 「不良の数は少子化の影響で減っているんじゃないですかね。ただ、逆に小学校とか中学校の生徒の数が減って統合したことがきっかけでグレたやつもいますよ。野球とかサッカーやりたかったのに人数が足りないから試合ができなくて、それがつまらないから部活やめて、ヒマだから悪い道に行ったとか。結局、ヤンキー文化は根付いていることは間違いありません」
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