《令和ヤンキー最前線》「川崎?大阪? 北関東が最強だっぺよ!」…栃木・群馬・茨城の不良に聞いた「衝撃的過ぎるリアル」
ヤンキーは水戸に多い
最後に登場するのは茨城県の無職の山崎雄貴君(17歳・仮名)だ。 「暴走族で言えば、水戸がかなり多い。あとは土浦とか牛久、大洗あたりもいますね。特に『団地が多い』とか『外国人が多い』とは思わないけど、元ヤンの経営者が多い印象を受けます。元ヤンって人にこき使われるのがイヤだから、自分で会社とか店とか持っちゃうんですよ。俺もいずれは何かの会社を作ろうとは思ってます。地元愛が強い人間も多いですからね。 ちなみに俺は両親ともに前科持ちです(笑)。父親は詐欺だか悪徳商法だかでパクられてて、母親も若いころに覚せい剤でパクられたって言ってました。2人は飲み屋で意気投合して、その日のうちにヤッてデキたのが俺です。それがきっかけで結婚したもんだから仲が悪くて、しょっちゅうケンカしてましたね。 どっちも俺に愛情とか思い入れがなかったみたいで、ほぼ育児放棄状態。結局、俺は母方のばーちゃんに育てられました。バイクに興味を持ったのは叔父さんの影響です。叔父さんは昔エンペラーにいたんですよ。 仲間の家庭で共通してるのは両親の仲が悪いことと、きょうだいが多いことかな。子どもに手も金もかけられないから、子どもがまともに育たないし、育てようとも思わない」 北関東では、いわゆる「ケツモチ(後ろ盾)」が絶大な影響力を持っているわけではないのかもしれない。これまでの記事で取り上げたような地域とは違い、ヤンキーたちは抗争などを起こさないし、軽犯罪に手を染めることもあるようだ。今後とも彼らの動向に注視していきたい。 【さらに読む】『「小学校1年生から酒浸り」「川崎では喧嘩無双」…令和ヤンキーの「ヤバすぎる暴露」』
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