打点ミスに強い「大慣性モーメント」? 低スピン・強弾道の「低重心」? アマチュアに合うクラブはどっち!?
重心が浅い“低重心モデル”:芯でとらえやすく結果低スピン強弾道
重心が低いほうがスイートスポットの近くで打ちやすくなるので、スピンは少なくなりやすい。インパクト効率が高まり、初速が上がって力強い弾道で飛ばせる。ヘッドの重心が浅いほうが、スイートスポットは低くしやすい。
■低重心モデルの特徴①:重心が低く芯でとらえやすい 芯の位置が低いということは、フェースの真ん中に近くなるので、自ずと打点が芯に集まり初速UP。
低重心モデルの特徴②:低重心設計でスピン量が減らせる 重心が低くて芯より上のエリアが広くなり、そこで打つとギア効果によってスピンが減りやすい。
■低重心モデルの特徴③:ヘッドのか開閉がしやすい ネック軸回りMOIが抑えられると、フェースをローテーションしやすくなり開閉を使って打てる。 ■低重心の歴史:きっかけはテーラーメイド「SLDR」 低・浅重心によりロースピン弾道に。プロもロフトアップして、打ち出しを高くして飛ばした。
女子プロ界でも二極化!
古江は「B3MAX」、笹生は「Ai SMOKE♦♦♦」 女子プロの使用モデルをカウントすると大MOIモデルと低重心モデルが4:6くらいの割合でほぼ真っ二つだった。 === TEXT/Satoshi Niida PHOTO/Tomoya Nomura、Kousuke Mori、Tsukasa Kobayashi、Tadashi Anezaki THANKS/京葉カントリークラブ、FOXY GOLF ※月刊ゴルフダイジェスト2024年12月号「大慣性モーメント vs 低重心」より一部抜粋
月刊ゴルフダイジェスト