キリオス「ほぼ全員に勝ってきた」 全豪OPへ自信<男子テニス>
全豪オープン
男子テニスで元世界ランク13位のN・キリオス(オーストラリア)は10日、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の記者会見に登場し、同大会への意気込みや自分の体の状態について語った。 【錦織圭vsモンテイロ 1ポイント速報】 29歳のキリオスがグランドスラムに登場するのは2022年8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来 約2年5ヵ月ぶり。 キリオスは現在の体調について触れた。 「自分はゲームから離れてたわけじゃないと思う。競技的にはちょっと離れてたかもしれないけど、そうは感じてないよ。試合の負荷をトレーニングで再現しようとしてるけど、体がそれに慣れるのは本当に難しいね。でも、それもゲームの一部だと思ってる。軽い痛みや違和感は誰でもあるし、誰もが100%の状態でプレーしてるわけじゃないから」 キリオスは自分の能力に対する自信と、トップ選手との対戦に必要な心構えについても言及した。 「僕は今までほぼ全員に勝ってきたし、これからも自分の能力を信じて戦っていく。『現実的になれ』って言う人もいるけど、僕にはその考えはない。自分のスタイルでプレーすれば、誰にだってチャンスがあると思ってる。もしナダルやジョコビッチ、フェデラーに最初に挑んだ時に現実的に考えていたら勝てなかっただろうし、今でもその心構えが大事だ。自信は自分の能力を信じることから来ている」 キリオスは1回戦で世界ランク86位のJ・ファーンリー(イギリス)と対戦する。