F1「モナコGP」初開催!狭くて遅いけど注目度No.1!! インディ500、ル・マン24と並ぶ世界三大レース【今日は何の日?4月14日】
インディ500は米国インディカー・シリーズの頂点に立つ人気レース
インディカー・シリーズは、米国のフォーミュラカーレースの最高峰、なかでもインディ(インディアナ)500は1911年に始まった歴史ある人気レース。インディカーは、シャシーはダラーラ製のワンメイクで、エンジンはホンダ製とシボレー製の2択と、F1のように独自のチューニングをする部分が少なく、ドライバーの技術が問われるレースだ。また、コースが単純なオーバルなので平均車速が350km/h超(F1は、240km/h程度)と高いことが特徴で、佐藤琢磨選手が2017年と2020年にインディ500を制覇し、長いインディカーの歴史に日本人ドライバーとしてその名を刻んだ。
ル・マン24時間レースは世界最高峰の耐久レース
ル・マン24時間レースが始まったのは、今から101年前の1923年。フランスの北西部に位置するル・マン市のサーキットで始まり、1周約13kmのコースを24時間でどれだけ多く走れるかを競う。 初回の優勝車の平均車速は約92km/h、ちなみに最近の優勝車の平均速度約220km/hなので、100年の間に、クルマが驚くべき進化しているのがよく分かる。 1991年に、マツダ(当時は東洋工業)のR26B型ロータリーエンジンを搭載した「787B」が、日本車初の総合優勝を達成。唯一量産化に成功したマツダのロータリーエンジンの性能と信頼性の高さを世界にアピールすることになった。 通常のサーキットとは違う、旋回するようなローズヘアピンカーブやトンネルを激走するモナコGP、一生に一度は生で観戦したいと思っている人も多いのではないか。 毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。
竹村 純