サインツがメキシコGPで今季初PP!フェルスタッペン、ノリスが続く…角田裕毅Q2痛恨クラッシュで11番手、ピアストリ&ペレスQ1脱落の波乱も|F1
2024年のF1第20戦、メキシコGP予選が現地時間26日行われた。 現地メキシコシティは曇り空で気温22℃、路面温度44℃のドライコンディションで予選Q1開始時刻を迎えた。 18分の予選Q1が始まると、フェラーリ、マクラーレン勢など一部上位勢はミディアムを装着してタイムを出しに行く。トラックエボリューションが大きく、トラフィックも発生しやすいトラックということもあり、VCARBとハースはピットに留まって様子を見る状況となる。 角田裕毅は残り8分にタイムを出し、1:17.239をマーク。残り3分時点で7番手という内容。トップから安全圏までのタイム差が少ないこともあり、ここから各車Q1のラストアタックへと入っていく。 ここでピアストリ、セルジオ・ペレスらはセクター3区間でミスがあり、タイムを伸ばせず。Q1で15番手に届かなかったのは、フランコ・コラピント、ピアストリ、ペレス、エステバン・オコン、チョウ・グァンユの5台。 マクラーレンのピアストリ、母国凱旋レースのペレスと、上位勢2台がまさかのQ1敗退となっている。 角田裕毅は最後1:17.182に伸ばし、7番手でQ2へと駒を進めた。
続く15分間のQ2でも、トラックにすぐ出てクリーンラップを狙うチーム、まだ出ないチームと分かれた。 一通りタイムを出した後、各車残り2分でラストアタックに入る。すると角田はスタジアムセクション手前のターン12でブレーキをロックし、スピンしながら奥のバリアに当たった。これでセクター3区間イエローフラッグから、そのままレッドブラッグとなった。Q2は再開なしでそのまま終了となっている。 その直前にハース勢が8-9にタイム上げたこともあり、この時点で10番手に届かなかった角田、リアム・ローソン、フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール、バルテリ・ボッタスの5台がQ2脱落となった。 角田としてはQ2赤旗誘発、かつ自身のQ3行きを土壇場で逸するという、大きな痛手となってしまった。 マシン除去、バリア修復があるため、Q3開始時刻はディレイとアナウンスされる。