【バレー】JT広島・江川「ラッセル選手がいないということで頼られるのは自分の仕事」V1男子
2月18日にこのはなアリーナ(静岡県)で行われたバレーボールV1男子、東レvsJT広島の試合後会見コメントのうちJT広島分をお届けする。
江川、前田一誠、武智洸史選手(JT広島)
■JTサンダーズ広島 ●江川選手(オポジット) 自分のアタック、トランジションの部分にミスがありました。 昨日5セット戦ってエネルギーを使う試合でした。 今日少し疲れが出ていたかもしれないです。 ●前田一誠選手(セッター) いいところも悪いところも全て出たなという感じです。 でも自分たちの戦う姿勢というのはどのメンバーが出てもクオリティが高くプレーができたことに関しては手応えがあります。 結果は出ませんでしたが来週に向けてまた良い準備をしてやっていきたいと思います。 ●武智洸史選手(アウトサイドヒッター) 一誠さんが言った通りいい所、悪い所が全て出た2日間でした。 ファイナル6に向けてもっと突き詰められるところを突き詰めていけば、もっといいチームになると思います。 もっと個人的にも頑張りたいと思います。 ――武智選手に。昨日今日とスターティングメンバーとして出場したが試合に入るときの意識について。 武智:急に金曜日にスタートで行くと決まりました。 心の準備というか、そういうのもあまり時間はなかったように感じます。 その中でも若手でもないですし、中堅という立場で、出場している選手、ベンチにいる選手、ベテラン選手が凄くいいチームを作ってくれています。 そこに僕も中堅の選手として乗っかって。若手に負けないまだまだ自分より下の年齢の選手に負けないという気持ちも持ちながら、今自分が持てる全ての力を出してチームに貢献できるように頑張ろうと入りました。 ――昨日フルセットで戦った影響はあったか? 武智:疲れはもちろんありますが、それは東レさんもウチも同じ条件なので、そこは言い訳にはできないです。 僕の準備不足なのか、運動量の問題なのか、今後そこら辺りも再度体を作り直して2日間しっかり持つ体を作っていきたいと思います。 ――2日間プレーをして手応えは感じられたか? 武智:僕のできる全てを発揮できたかって点では、いいプレーも出せましたし、悪いプレーも今日ありました。 手応えという点ではあった方だと思います。 今後チャンスがあればもっとチームに貢献できるように頑張りたいと思います。 ――前田選手に。昨日を受けて今日どういう組み立てのイメージを持って入ったか? 前田:やはり(昨日今日と試合を欠場した)(アーロン)ラッセル選手が攻撃の中心であることは間違いないです。 その分一人の選手ではなくて代わって入った武智、山本(将平)選手に配球していかないといけないなと思っていました。 江選手に本数だけで見るとすごく頼った形に見えると思いますが、自分の中では 2人の選手がすごく決めてくれたので、昨日の試合もそうですけど、勇気持ってトス(セット)を上げることできました。 ――昨日に比べるとバックアタックを選択しているように見えたが(江選手のバックライトを除くと2/17は5セットで4本2/18は3セットで9本) 前田:トライはこの試合だけではなくこれから先も必要になってくるものです。 うまくいったところできなかったことがありましたがトライはしようという思いで臨みました。 ――その中でできなかった点は? 前田:いくつかありますけど、自分の課題としてやっぱり真ん中です。 ファーストテンポ(ミドルブロッカーのアタック)とパイプ(バックセンターからのアタック)の使用率を上げていかないといけないところとその精度です。 試合のプレッシャーかかった場面でも相手に意識付けできるような精度を上げていかないといけないと思っています。 ――江選手に。ラッセル選手不在の中、江選手が攻撃の中心になっているように見えたが昨日フルセット戦ったところで影響はあったか? 江:中国代表ではもっと打数がある場合もあります。ラッセル選手がいないということで自分が頼られるのは自分の仕事だと思います。 皆が信じて自分にボールを集めてくれたことを考えながらプレーをしていました。 ――昨シーズンに比べ序盤から成績が良いが今シーズンのJT広島の良い点について。 江:昨シーズンは初めて中国から外に出てプレーをするところで試行錯誤しながらプレーをしていました。 2年目になって環境、周りにも慣れましたし、新加入の前田、三輪(大将)選手がチームに貢献をしてくれています。 自分だけではなくラッセル選手もいいパフォーマンスを出せていると思います。
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