【バレー】首位パナソニックについにWD名古屋が土をつけプレーオフ進出を決める 近裕崇「パナソニックさんに勝てるのはうちしかいないと思っていた」水町泰杜「まだファイナルラウンド自体経験したことがないので実感がないが嬉しい」
バレーボールV.LEAGUE DIVISIN1MENは18日、愛知県豊田合成記念体育館などで試合が行われ、首位パナソニックを昨季覇者のWD名古屋がフルセットで破り、体育館史上初の満員の観客の中でプレーオフ進出を決めた。 第1セット序盤からパナソニックのジェスキー選手がコンディション不良でコートを下がり、仲本も昨日の怪我でベンチアウトだったため、垂水優芽が代わりにコートに立った。25-17で 名古屋が先取。第2セットから垂水がスタートから起用され、このセットの途中で西田有志がコンディション不良でコートから下がり西山大翔がオポジットとして起用される。競り合うが25-23で名古屋が連取。 第3セットからはミドルブロッカーに西川、オポジットに西山、セッターに新、アウトサイドに垂水と通常とはガラッと変わったメンバーで渡り合い、序盤のリードを逆転してパナソニックが2セット連取でフルセットにもつれ込んだ。 ウルフドッグス名古屋のセッター永露やミドルブロッカーの王らが効果的なサーブで連続ブレイクをとり、15-9で逃げ切った。 豊田合成体育館は設立以来初めての満員御礼の大観衆の中で、ファイナルステージ進出を決めた。クレク主将は「みんなをすごく誇りに思っている。水町ももちろんすごく頑張ったが、彼だけでなく高梨や永露やみんなが頑張った結果。これだけたくさんの皆さんの前でファイナルステージ進出を決めることができて嬉しい。来週以降もきてくださいね」と笑顔で観客席に手をふった。 WD名古屋の山崎彰都選手が二日間ともベンチアウトだったが、理由は公表しないとのこと。
ジェイテクトはヴォレアス北海道にストレートで連勝。堺はホームでサントリーに連敗。松本慶彦の500試合はホームのファンの前で達成することができた。東レはこのはなアリーナでJT広島にストレート勝利。JT広島のアメリカ代表ラッセル選手は出産立会のため欠場。 大塚達宣は「負けたけど悔いはない。次に繋がる試合だった」と前を向く。垂水は「久しぶりに長い時間コートに立ちましたが、審判の方にサーブをぶつけちゃいましたけど、逆にあれで吹っ切れたかも? あ、もちろんすごく謝りました」と笑顔も見せた。