ブラックストーン、AI時代先取り-新たな領域の不動産投資に挑む
オフィスに関するブラックストーンの深い疑問は、リーマンショック以来のディストレスト価格という絶好のチャンスを逃してよいのかということだ。しかし、同社の幹部はオフィスに関しては否定的で、むしろパリとロンドンの高級物件を通じて店舗に手を出し始めている。
ブラックストーンは低迷する市場で650億ドルを有益に活用する方法を模索する中、純粋な「火力」があればまだ優位に立てるという信念を持ち続けている。「われわれは33年間、不動産に投資してきた。規模とデータへの圧倒的なアクセスのおかげで、大きな優位性を持っている」とマッカーシー氏は述べた。
原題:At Blackstone’s Gigantic Property Arm, the Honeymoon Is Over (1)(抜粋)
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Jack Sidders