GKヤン・オブラクがアトレティコ通算450試合出場を達成! クリーンシートでメモリアルマッチを飾る
アトレティコ・マドリードのGKヤン・オブラクが、クラブ公式戦通算450試合出場を達成した。 【ハイライト】通算450試合出場達成のGKオブラクが勝利に貢献 ロヒブランコス到着から10年、スロベニア人守護神がまたしてもクラブ史に名を刻んだ。1993年1月7日生まれのオブラクは現在31歳。母国オリンピア・リュブリャナでプロキャリアを始めた後、ベンフィカを筆頭にポルトガルの複数クラブを経て、2014年夏にアトレティコ・マドリードに加入。1年目は公式戦21試合の出場にとどまったものの、世界最高クラスのシュートストップ能力を武器に、翌2015-16シーズンから4年連続でラ・リーガにおけるGKの個人賞であるサモラ賞を獲得。2020-21シーズンには7年ぶりのラ・リーガ優勝に貢献するとともに、自身5度目のサモラ賞、さらには年間最優秀選手賞の“ダブル受賞”を成し遂げた。 15日に行われたラ・リーガ第5節バレンシア戦に先発出場し、クラブ公式戦通算450試合出場を達成したオブラク。210回目のクリーンシートで3-0の勝利に貢献した試合後、同選手は「重要な試合だったけど、大きな勝ち点3を獲得できたから、僕たちはこれを続けていかないとね。クリーンシートは良い兆候。ここ数シーズンはチームにとって難しかったが、今はこの調子を維持して、どこまで行けるか見てみよう」と心境を語った。 今週には、新フォーマットとなったチャンピオンズリーグの開幕を控えており、過酷なシーズンが本格的に始まる中、好調(ここまでの5試合で3勝2分の無敗)を継続させたいと口にしたオブラクは「勝ったときの気分はいつも良いものだが、重要なのはその後の試合だ。今夜のことはもう問題ではない。木曜日、そして日曜日も勝利し、この調子を最後まで続けなければならない」と連戦を見据えている。 すでにGKとしてクラブ最多出場記録を誇るなど、歴代ナンバーワンの呼び声も高いオブラク。悲願のチャンピオンズリーグ制覇に向けた、大型補強を敢行したチームの最後尾に聳え立つ“壁”は健在だ。
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