ローマ、ユリッチ監督を解任…後任にマンチーニ氏ら複数人が候補に「軌道を戻すことに集中しなければ」
ローマは現地時間10日、イヴァン・ユリッチ監督の解任を発表。現在は新監督の選定に動いており、さまざまな候補の名前が噂されている。 【動画|ローマ vs ボローニャ】セリエA第12節 試合ハイライト 今シーズン、セリエAで開幕から3分1敗のスタートを切ったローマは、9月20にダニエレ・デ・ロッシ前監督の解任を発表。昨シーズンまでトリノを率いていたユリッチ監督が後任となったが、その後の12試合で4勝のみとチームを立て直すことはできず、セリエA第12節ボローニャ戦で敗れた後に解任となった。 今季混迷を極めるローマだが、『Sky Sports ITALIA』によると、13日の水曜日までに新監督を任命する予定だという。またオーナーを務めるダン・フリードキン氏は代理人事務所の『CAA Base』の人脈を頼る可能性があり、フランク・ランパード氏やエディン・テルジッチ氏のような外国人監督が後任監督の有力候補となっているという。 またイタリア各紙は、セリエAで実績のある監督を就任候補として挙げており、『Gazzeta dello Sport』は「元イタリア代表監督のロベルト・マンチーニ氏が第一候補だが、リュディ・ガルシア氏やマッシミリアーノ・アッレグリ氏の名前も挙がっている」と報道している。 対して『Corriere dello Sport』は、「ローマにとって、マンチーニ氏とアッレグリ氏は夢のような候補」と指摘。「R・ガルシア氏が最有力候補として急浮上した」と伝えており、2013年夏から2016年1月まで率いていた前監督の再登板の可能性を報じている。 ローマのテクニカルディレクターを務めるフローラン・ギソルフィ氏はボローニャ戦後、次期監督の選定について以下のように語っている。 「(オーナーグループの)フリードキン家と私は同じ長期的な計画を練っている。それは勝利することで、目標を達成するために投資し続けることだ」 「短期的には軌道を戻すことに集中しなければならない。移行期間という言葉は好きではない。ここはローマであり、最初から良いパフォーマンスを発揮すべきで、その状況で最善を尽くさなければならない」
SPOTV NEWS