小顔薄型デザイン×高品質仕上げに注目【フランス時計ブランド“バルチック”】ドレスウオッチの現代解釈モデル
フランス発ブランド、バルチックの新コレクション“プリズミック”。現代のドレスウオッチの解釈を体現したという一作には、様々なこだわりが詰め込まれている。 【画像】価格以上の上質感!外装や裏ブタ、着用カットをもっと見る “プリズミック”はカクテルウオッチの美学からインスピレーションを得たデザインが特徴の新コレクション。現代のドレスウオッチの解釈を体現したという文字盤に加え、ステンレススチールとグレード5チタンを組み合わせたケースで同ブランド史上最も薄く仕上げられている。
ブラッシングされたセクターで中央のギョーシェ彫りを囲み、6時位置にグレイン仕上げのインダイアルを配置した文字盤には確かな高級感が感じられる。異なる素材を組み合わせたケース構造や、着用時に隙間ができにくい設計のメッシュブレスにも要注目だ。 心臓部にはプゾー社の傑作キャリバー、7001を搭載。プゾー社は1971年にETA社に吸収されたものの、同キャリバーはオメガの名作デ・ヴィルや70年代カルティエの薄型手巻き時計のベースキャリバーに採用されるなど、錚々たる実績をもつ。カスタムによってはクロノメーター級の精度が出る非常にポテンシャルの高い汎用キャリバーだ。 総合的に見て、アンダー20万円で購入できる手巻きモデルとして、価格以上のパフォーマンスを発揮してくれることは間違いない。手巻き時計のエントリーモデルにも最適の1本だろう。
文◎Watch LIFE NEWS編集部