【極真会館】男子はコバレンコが荒田昇毅を本戦で破り4年ぶり2度目の優勝、女子はエリザベータが宮本神を本戦で退け初優勝
国際空手道連盟 極真会館 「第56回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」 2024年12月1日(日)東京体育館 【写真】足掛けで荒田を見事に転倒させたコバレンコ ▼男子決勝戦 ×荒田昇毅(千葉海浜支部) 判定0-4 〇コバレンコ・コンスタンティン(総本部道場) ※コバレンコが優勝。 序盤から両者が仕掛けての打ち合いに。左内股蹴りを連打する荒田に、その下段へ合わせて突きを放つコバレンコ。荒田もストレートの突きを繰り出すが、コバレンコの突きの回転が速い。さらに下段も織り交ぜ、足掛けからの下段突きも2度仕掛けるコバレンコ。終盤の打ち合いでも荒田の突きに対してコバレンコの突きの回転が速く、下段も織り交ぜる。 判定4-0でコバレンコが本戦で決着。荒田は無念そうに天井を見上げた。コバレンコは2020年の第52回全日本選手権大会以来、4年ぶり2度目の優勝を飾った。
■女子の決勝
▼女子決勝戦 〇ザベリナ・エリザベータ(I.K.O.RUSSIA) 判定4-0 ×宮本 神(本部直轄浅草道場) ※エリザベータが優勝。 突きで前へ出てくるエリザベータを宮本は前蹴りでストップ。それでも入ってくると上段を織り交ぜながらの下段廻し蹴り。宮本は的確に左下段廻し蹴りを決めるが、エリザベータの突進は止まらない。 突きの連打で前へへ出るエリザベータに次第に押され始める宮本。終盤は蹴りの距離を作ることが出来ず、エリザベータの突きで後退してしまった宮本。判定4-0でエリザベータが全日本選手権を制した。 エリザベータは昨年開催された全世界選手権で3位に入賞している。
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