札幌大谷、甲子園へ 合宿先の和歌山に移動 /北海道
<第91回センバツ> 23日に開幕する第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する札幌大谷の選手らが10日、甲子園へ向け、新千歳空港から出発。最後の合宿先の和歌山県に移動した。 選手らは新千歳空港の搭乗待合ロビーで日本航空のスタッフから花束や千羽鶴を贈られた。飯田柊哉主将(2年)は「北海道の皆さんに、良い報告ができるように頑張ります」と誓った。部員30人と船尾隆広監督は種市政己校長ら学校関係者に見送られ、元気に搭乗した。 12日には春夏ともに甲子園優勝経験がある箕島(和歌山県有田市)と練習試合を行う。箕島との試合内容を受けて、船尾監督がベンチ入りする登録選手を決定する。組み合わせ抽選会は15日に開かれる。札幌大谷の選手らは18日に和歌山県から宿泊先の大阪府池田市に入る。【土谷純一】